よくある質問と回答

大規模修繕コンサルタントに関するQ&A

「NPO法人 ECO-ECO建物再生推進協会」は、「エコロジー(環境)&エコノミー(省コスト)」をテーマに、長期的な費用削減と環境改善を重視したマンションの大規模修繕をご提案しています。こちらでは当協会に寄せられる主な質問をご紹介します。以下に掲載されていないことでご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

「NPO法人 ECO-ECO建物再生推進協会」はどんなことをしてくれますか?
当協会は、建物調査診断から修繕マネジメント計画の作成、修繕・改修工事の施工管理まで建物の維持・保全に関するご相談をお受けします。
NPO法人ってどんな組織ですか?

「NPO(非営利団体)」と「NPO法人(特定非営利活動法人)」の違いをご存じの方は少ないかと思います。民間の公益に資するサービスを提供する営利を目的としない団体がNPO(非営利団体)で、そのうち特定非営利活動促進法(通称、NPO法)にもとづいて、法人格を取得した団体をNPO法人と言います。つまりNPOは、法人格を取得していない場合でも名乗ることが可能となります。

当協会は「特定非営利活動法人」であり、かつ監督官庁の認証を受けた「法人」であり、法人登記をして毎年横浜市に「事業報告書」などを提出している団体です。

ここで注意が必要なのが、「非営利団体」であるという点。「非営利」とは、収益を得ないで無償の活動をするという意味ではありません。組織を運営していくには経費を要するので、安定して社会に存続していくための収益は得ています。

「営利を目的とする団体」と企業との違いは得られた収益を社員や株主で分配するのが営利企業です。非営利で活動するNPO法人はこのような利益の分配を行わず、利益は今後の事業に充当しなければなりません。つまり、利益の分配の有無が営利・非営利の違いとなります。

コンサルタントの費用はいくらですか?
マンションの規模や経過年数によって調査や工事の内容が異なりますので、コンサルタントの費用もそれに応じて変わりますが、概ね工事費の3~5%が目安となります。まずはお気軽にご相談いただき、マンションを拝見させていただければと思います。
コンサルタントへの支払いはどうなりますか?
前払いではありません。支払いのタイミングは契約の際に交渉可能ですが、一般的には各業務の終了後を支払時期としています。大規模修繕の全体を通して業務を行う場合、調査業務終了時、改修設計業務と業者選定補助業務終了時、監理業務終了時の3回が標準的な支払時期です。
理事になりましたが、何から始めればいいか分かりません。
ご安心ください。管理組合様や理事様の皆様の目線に立って、分かりやすくアドバイスいたします。また、当協会では出張セミナーを開催することも可能です。お気軽にご相談いただければと思います。
コンサルティングの内容を説明に来ていただけますか?
はい、もちろん可能です。「大規模修繕は何をどうするものなのか分からない」といった段階からもしっかりサポートしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
築10年なのですが、大規模修繕工事をする必要がありますか?
一般的には、1回目の大規模修繕工事は築10年から15年で行い、その後も同様の修繕サイクルで工事が必要になります。マンションそれぞれで大規模修繕の適切なスケジュールは異なりますが、ご相談されるタイミングの目安としてお考えいただければと思います。
準備期間はどれくらい必要ですか?
建物の規模によりますが、例えば100戸ほどのマンションでは調査診断から着工まで1~2年かかります。
施工会社との打ち合わせはどのように行いますか?
担当のコンサルタントが施工会社と定期的に打ち合わせをして、工事の進捗状況や問題点の確認、施工品質の検査・確認などを行います。また管理組合様とコンサルタント、施工会社の三者で工事連絡会を開き、進捗状況の報告、問題点を検討・調整していきます。
アフターサポートはどのようになりますか?
大規模修繕は1回で終わるものではなく、長くマンションに住まい続けるために何度も行うものです。竣工後、施工会社と発注者の間で交わした契約に基づき、保証期間に合わせて当協会のコンサルタントが立会います。